場内散歩その3 グランプリロード編
中山競馬場の馬の引き上げ所は一般に公開されています。
東京競馬場も公開されていますが、あちらはガラス越しなのに対して、中山競馬場は柵以外に遮るものがありません。
レース後の競馬関係者のリアルなやり取りを見る事ができるスポットをご紹介します。
中山競馬場に行って間近で馬を見る。その2 グランプリロード編
2014年中山競馬場スタンド等整備工事でグランプリロードと名付けられた馬の通り道が造られました。馬の息遣いやジョッキーの表情を間近に感じる事ができるスポットです。
2014年12月6日より、本馬場入場および退場時の経路として使用されるそうです。レースによっては使わない事もあるそうです。
グランプリロード。はじめは上の画像に写っている黄土色に塗装された地面を指すのかと思っていました。看板の位置を見れば、似たような勘違いをされた人は少なくないのでは。
余談ですが、上の画像に写っているJRAのマスコットキャラはサンリオのデザインなんですね。口が描かれていない点なんかはキティと同じです。
レースを終えた馬たちが戻ってきました。
戦い終えた馬と騎手の表情を見る事ができます。
こちらは引き上げてきた馬と迎える関係者という滅多に見られない光景。
盛岡競馬場のパドックの建物越しにチラリと見えていた景色が完全オープンで見られます。これはテンション上がるわー。
JRAの競馬場で生の迫力を見られるとはたまげました。撮り鉄ならぬ撮り馬の人たちは大歓喜でしょう。何せテレビの前の景色が目の前に広がっていますから。
馬を間近に感じる事ができるのは地方競馬だけ、という先入観を捨てなければいけませんね。
ウラレナと蛯名正義騎手。ウラレナはアパパネの下です。
ゴーグルを付けていると蛯名正ジョッキーと分からないですね。
背中で何かを語るのは「はやぶさ」こと吉田隼騎手。
馬の穏やかな目が和みます。負けてもこの柔らかい表情ですからね。馬が好きで馬主を始められる人たちの気持ちが少しわかったような気がします。
レーシングプログラムと突合して調べた結果、おそらく黒ずくめの関係者は和田雄二調教師と思われます。その後ろは西田雄一郎ジョッキー。
腕を組まれて無言で前を歩かれると何か気ぃ遣いますよね。14頭立て13番人気の馬を12着に持ってきたわけだから、西田クンは何も悪い事はしていないと思うよ。
有名なジョッキーを撮ろうとしたらシャッターのタイミングで石川裕紀騎手の凛々しい姿をゲット。
このレースでは14頭立て14番枠14番人気14着。13着(ブービー)の馬とは10馬身差で14馬身差とはなりませんでしたが、新春競馬らしい14尽くし(新春競馬は1月4日、1月5日開催)でした。
2014年デビューの若手ジョッキー。私のカメラのフレームに収まったのも何かの縁なので応援します。翔ろっ!!