大井競馬場 内馬場行こうゼ!その4
内馬場行こうゼ!その4では大井競馬場内馬場の面白スポットを紹介します。
結果的に面白スポットになってしまいましたが、設計当初は都民が楽しめる憩いの場にすることが想定されていたはず。
どこでどう歯車が狂ったのか。現在の利用状況をご紹介します。
内馬場行こうゼ!その3のつづきです。
行ってビックリ!陸上のトラックではありませんか。
フルゲートは6人で一般的なレーンより2つ少ない。加えてコンクリート素材で足元に悪そうな造りです。こんなとこで全力疾走はしたくないぞ。
大井競馬場を設計した人は競馬ファンにここで何をさせようとしたのか見当がつきません。ですが都民が多目的に利用する娯楽施設を目指していたことは間違いないと思います。
それは野球のダイヤモンドが描かれている事で明らかです。
誰がここで野球をやるかね!と心中突っ込みましたが、右打者のバッターボックスの塗装が少しはげているので野球はそこそこ行われていた模様。
そういえば昭和の時代に造られたグランドって土、芝以外のものが結構あったかもしれません。そしてテニスのコートのラインやらバドミントンのラインやら、やたらめったら線が引かれていたような記憶が・・・。
一塁から本塁を見るアングルで一枚撮影。
内馬場で大人が野球に興じ、子供がトラックを駆け廻り、競走馬はダート1,200m戦を戦い、カーネルサンダースがそれらを遠くで見守る。
もし同時多発的にそれらが起きたら、それはシュール。
野球場風の一帯から場所を移し、ここは内馬場の左端です。
一転、土と芝で作られた都会に広がる牧歌的な景色です。
いつ誰とどの馬がどのように通るのか分かりません。調教で利用されているのでしょうか?こういう場所はどこか水沢競馬場らしさを感じさせます。
ハロン棒マニアに朗報の、ハロン棒が至近距離にあるスポットです。
ででんと足元に広がる巨大な広告。
大井競馬場は東京都競馬㈱が運営していて、東京都競馬㈱は大井競馬場以外に東京サマーランドの運営も行っています。
昼はサマーランドに行こうぜ。夜は大井競馬場で夜遊びしようぜ。って疲れるわ。
広告ゾーンの前方には人工芝の観戦ゾーンがあります。しかし最終週の福島競馬場の馬場のように芝はすっかりはげあがってしまい、座って観戦するには不適です。
船橋競馬場にも人工芝エリアはありますが、こちらは船橋競馬場の目玉のひとつなので手入れが行き届いています。
以上長々と大井競馬場の内馬場を紹介してまいりました。
構成を見直せばボリュームはもっと圧縮できると思いますが、紹介したい場所が沢山あることは間違いありません。
バーベキュー、貸切状態で競馬を楽しむ、ケンタッキー、野球、陸上。とにかく多目的に利用できる憩いの場です。どうぞ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。