東京競馬場への道 その3
東京競馬場への道その2だけでは収まりきらなかったので、その3において府中競馬正門前から競馬場正門への道の続きをご紹介します。
途中から場内に入ってしまいます。
いきなり競馬感の乏しい写真ですが、こちらは府中競馬正門前駅から正門へ渡っている高架の歩道から見える、東京競馬場の駐車場の写真です。
10万人以上収容できる競馬場にしてはとても収容量の乏しい駐車場です。
ですから東京競馬場へお越しの際は電車等の公共交通機関をご利用ください、と競馬場関係者に代わりご案内いたします。
なお自家用車でお越しになる場合は当サイトで東京競馬場周辺駐車場情報、東京競馬場周辺駐車場情報その2、において東京競馬場の近所にある駐車場に関する情報を少しだけ記載していますので、そちらもご参考にしていただけたらと思います。
東京競馬場は高架の途中に入場門があります。
入場門前では東京競馬場の目玉スポットを確認することができます。
とにかく国内屈指の巨大施設なので一度に覚えることは不可能に近いです。
繰り返し通い、少しずつ自分のお気に入りを発見し、競馬場内での過ごし方をカスタマイズするのがよろしいかと思います。
逆光で何が写っているのか分かりませんが、東京競馬場の正門です。
3,4か所のゲートに10人以上の職員が張り付いておもてなししてくれます。
昔の阪神競馬場や京都競馬場では「若い御嬢さん」と表現したくなるような女性がいらっしゃいませと出迎えてくれたので、素晴らしい接客サービスだとJRAに感心したものですが、現在の東京競馬場は職員丸出しの事務的な応対に成り下がっています。
競馬産業の成熟期だから仕方がないという見方、つまりサービス(付加価値)を追加してもそれを上回る便益(キャッシュ・インフロー)は得られないから、当時のようなサービスはしないと考える事は可能ですが、それではダウンする収益額の幅が大きくなるような気がします。
東京競馬場の中庭です。
大井競馬場の中庭(トゥインクルマルシェが催される場所)ばかり見ているとやたら眩しくて健康的に見えます。さわやかな施設を設けてファミリー層の来場を狙う作戦ですね。
作戦は多分当たったと思います。ファミリーで来場されている方々は楽しそうに競馬場で時間を過ごされているように見えます。
ファミリー層向けの施設の良い点は他の場所で紹介するとして、競馬場内での娯楽性はどうでしょうか・・・。
イベントの充実度、突っ込み所の多寡、多少の詰めの甘さは大目に見るゆるさ等、そういった点の相互的かつ複合的作用を娯楽性とした場合、大井競馬と比べて分が悪いような気がします。
まあ、TCKと客層ターゲットの相違、そして競馬という娯楽の本質はファンのお金を増やしたい気持ちを勝ち馬投票券という形有る物にしてあげて、その対価としてお代をいただく事であると思うので、面白い面白くないはどうでもいい話ではあります。
馬券販売機に紙幣が吸い込まれる様子をモチーフ(当サイトの勝手な想像です。)にした通路の続きです。
どこかしら和のテイストを感じる天井で、まるで二条城の廊下を歩いているかのような気分にさせてくれます。
建築美を感じられる素晴らしい通路です。
資本力に優れたJRAがその強みを活かした成果ですね。いかにも金がかかっています。
東京競馬場の中庭のパドック側です。
大レースのある週末には特設会場を用意して物販などが行われます。
過去に馬事公苑関連のイベントとして、馬事公苑近くの桜新町という街の名物であるサザエさん関連グッズの販売が行われたり、アルゼンチン共和国杯開催週にアルゼンチン名物のマテ茶が販売されたり、楽しーい企画が催されています。
東京競馬場のパドックは通路から見ることができます。
現地観戦の醍醐味の一つはやはり生で馬を見る事。
東京競馬場のパドックは楕円を大きく作っているので多くのファンが間近で馬を見ることができます。
天気の良い日に馬の表情を見ると、どこか気持ちよさそうで、見ていると心が癒されます。