場内散歩 その3
盛岡競馬場には芝生の観戦エリアがあります。
シートを広げて持ってきた弁当を食べるもよし、ゴロゴロと寝転んでもよし。
盛岡の爽やかな風にあたりながらゆっくり流れる時間を楽しむ至福の時をお楽しみいただけます。
相変わらず青空が美しい盛岡競馬場です。
時は1レース発走1時間以上前。何の気なしにパトロールタワーを眺めていたら、塔の下に車が着き、塔に上っていく監視員を発見。監視員が監視塔に上るレアな場面を収めました。
結構高さのある塔に一人上り最終レースまでいるのでしょうか。
台風の日は落ち着かないでしょう。秋の深まる頃は最終レースが終わるころは寂しい気持ちになるでしょう。ですが素敵な職場ですね。
実は個人的にこの芝生エリアを大変気に入っていて、同じような構図の写真を何枚も撮りました。全て載せたい気持ちはありますが、似たような写真を大量に公開するのもアレかと思いましたので、ごく一部だけご紹介いたします。
実に素晴らしい芝生観戦エリア。草野球の観戦エリアのような芝生で、いわて競馬のガイドブックに書いてある通り寝転がっても快適な場所です。
そこそこの急斜面。
阪神競馬場にも芝生に寝転がってレースを見る場所がありますが、あそこの芝生は傾斜が緩くて、少し体を起こさないとレースが見れない不便さがあります。盛岡競馬場は完全に横になってもレースを観戦できる傾斜かもしれません。
また、このきつい傾斜は子どもの遊び場にもなりそうです。
やってはいけませんが段ボールのソリで斜面を滑り降りたら間違いなく楽しいでしょう。下へ転がっていくくらいなら許されるかもしれません。
とんぼ、バッタ、蝶々といった虫たちものどかに戯れています。大井競馬場の猫もここにきたら癒されるだろうなあと思いました。
東京の騒々しさを忘れられる盛岡競馬場の芝生エリアを4コーナー方向を向いて撮りました。どちらから撮っても開放感に溢れています。
盛岡競馬場の芝生エリアは整備されていて静か。その上一人あたりの占有面積が大きい。理想に近い癒し空間と思います。競馬はごちゃごちゃした場所で遊ぶものではありませんな。
芝生エリアの西側はスタンドです。人が写っていないから開業前の写真に見えます。
中に入って確かめるまでもなく立派なスタンドであることが分かります。地面の整備具合と言い日本中央競馬会(JRA)の競馬場と遜色有りません。
場内散歩その4ではこの立派な建物内部をご紹介してまいります。