場内散歩 その4
このページでは盛岡競馬場のスタンド内をご紹介いたします。
壁面の素材、照明の使い方、果てはポスターまで。
日本中央競馬会(JRA)の競馬場かと思わせる立派な館内です。
それでは場内散歩その3のつづきということで芝生エリアの隣に建っているスタンドのご紹介をします。からっと晴れた空と地面のブロックの組み合わせが爽やかです。
中に入った瞬間、心の中で「おおっ!」とどよめきが起きました。
JRAの競馬場と同じような景色が広がっています。
床の素材、磨きあがった柱、快晴の昼間なのに惜しげもなくともっている照明、どこを見ても地方競馬らしさに欠けています。
盛岡競馬場は船橋競馬場のぼろっちいシケた館内こそが地方の競馬場と思っていましたが、そんな先入観を覆される場所です。
盛岡競馬場のスタンドは4階建てになっていて1階と2階が無料開放されています。
3,4階は特別なゾーンとなっていて、3階は指定席、馬主席、馬主役員席があり、4階はメンバーズラウンジ、ゲストルーム、クラブハウスがあります。
とにかく3,4階は特別の場所で庶民の立ち入る所でないのはよく分かります。当ホームページは誠に残念ながら1,2階のみご紹介してまいります。
壁を見ればJRAのポスターが貼ってあります。
真鍋かをりさんがモデルをしているポスターはNARにはありません。間違って新潟競馬場に来ちゃったかな?と住所を確かめましたが、当然ここは盛岡競馬場です。
盛岡競馬場スタンド1階中央奥にあるアトリウムです。
公民館にあるようなステージがついています。大井競馬場の東京トゥインクルファンファーレに倣って地元の実力演歌歌手を招いてウェルカムコンサートとお見送りコンサートをやれば面白そうです。
4階まで吹き抜けになっています。
建物設備の美しさや金のかけ具合は日本中央競馬会と互角以上ですが、建物のサイズは盛岡仕様なのでコンパクトに造られています。
スタンド1階は投票所とアトリウムしかないので2Fへ上がります。
盛岡競馬場のアトリウムを2階から撮影。
1人あたりの占有面積が本当に広いですね。暑いさなかひしめき合って競馬をやってもロクな事ないですよ。競馬はこれくらい広々した所でやるもんですよ。
それにしてもこの立派なステージを有効利用したいですね。
実力派演歌歌手を呼ぶ予算が無ければ、若手コメディアンに有料で貸してあげてみるとかどうでしょう。競馬場はレンタル収入を得られ若手コメディアンは場数を踏める。WIN-WINです。
2014年のJBCでは何かやるでしょうね。何をするのだろうか。
ここは指定席専用ホール入口で奥にエレベーターがあります。
輝き切った構えで有料(優良でもある)顧客の旦那衆をお出迎えって感じですね。
残念ながら当管理人はレベルが不足して中に入ることができません。たとえが古く恐縮ですが、ドラゴンクエストというロールプレイングゲームで「まほうのかぎ」が無くて先に進めない状態です。
競馬場恒例の給茶コーナーです。
京都競馬場の給茶コーナーには、うがいをする関西人に向けた注意書きを貼っていましたが、さすが東北の方はきれいに使ってらっしゃいます。
この盛岡競馬場の給茶コーナーですが、日本中央競馬会(JRA)の競馬場にソックリな外観なのに紙コップは自分でセットする地方競馬方式でした。お茶一杯分を無駄にしてしまうので注意してください。
相変わらず美しい盛岡競馬場の馬券売り場です。
天井にエアコンが等間隔に埋め込んでいる親切設計ですが、ここを訪れた時は作動しておらず暑い思いを。人が少ない場所でエアコンを動かすと批判されますからね。
ただ判断の難しい所ではありますがエンターテイメント空間で来場客に我慢を強いらせるのもどうかと思います。
2階の無料観覧席です。792席あります。
清潔感がありゆったりしていて不自由のない無料席です。
2014年のJBCのように全国から競馬ファンが集まる日はガチャガチャしそうですが、それ以外の平日開催ならここで十分楽しめると思います。
とは言ってもあのピッカピカの入口はくぐってみたいですね。できれば4階にも上がってみたいです。
2階の一般観覧席を通り抜け西側の出入り口を開けるとパドック観覧席と呼ばれる場所に出ました。パドックを撮影するカメラマンが一般客と並んでいます。運営者とファンの距離が近いですね。
次はパドックそしてエントランス広場・西をご紹介してまいります。