盛岡競馬場グルメ特集
このページでは盛岡競馬場で食べられる独自グルメと定番グルメをご紹介します。
盛岡競馬場の食事処は2か所あります。
1つはエントランス広場・西の端にある屋台村と呼ばれるグルメコートです。
もう1つはエントランス広場に不定期出店している出店になります。
盛岡競馬場に着いたのは開門直後でした。
出迎えてくださったコカ・コーラの従業員と思われる人から無料ドリンクのサービスを受け、清々しい気持ちで入場することができました。
今はどうか知りませんが、同じギャンブルであるパチンコ屋の開店前のピリピリした雰囲気と対照的な雰囲気の良さでした。本当にここでギャンブルが行われるのかと一瞬疑ってしまったくらいです。
郷に入れば郷に従え。素晴らしい場所へ来たのだから、今日は品行方正に過ごすと頭では考えていましたが、我が胃袋は相変わらずマイペースです。
今朝は早い時間に宿を出発したので、我が胃袋は午前中の早い段階からぐうぐうと泣き散らし食事をせがんできます。
そのようなタイミング、2レース発走直前に突如排気口から白い煙が立ち上り、あっという間に屋台村を覆います。
美味しそうな匂いをした白い煙はすぐさま風に乗り、2階のペデストリアンデッキにいた私を直撃しました。こうなってしまったら馬券検討に集中できません。
かくして他のお客さんより早目のランチタイムを取ることを決意、というか引き寄せられるように屋台村と呼ばれる飲食エリアへ足を進めることになりました。
屋台村の言葉の響きは簡易な建屋を想起させますが、盛岡の屋台村は立派な造りとなっています。寒冷地帯ですからしっかりした建物でないと寒い時期にお客さんが辛くなるからだと思われます。
テラス席、屋内席、テイクアウト有りのユーティリティー食堂です。
メニューの1つに地方競馬場おなじみのモツ煮込みがありました。麺類も販売されています。どちらも寒い時期の競馬ファンに支持される、美味しそうな料理です。
一見さんの私は、ここでしか食べられないものを選択。
ジャンボ焼き鳥
鶏が炎天下の日差しの下で更に身を黒く焦がしているように見えます。
鶏自体はオーソドックスな味なので、特製タレがポイントになるでしょう。
塩だれ、みそだれ、ガーリックたれ、色々ありました。
タレをたっぷりかけて味濃く食べるのが美味しい食べ方だと思います。
焼きそば。
浦和競馬場と同じく良心的な価格です。
味はオーソドックスです。大量に作り置きされていたところから察するに、この焼きそばは売れ筋商品のはずです。売り切れる前にお立ち寄りください。
イワナの炭火焼き。
盛岡競馬場で食べた料理の中で1番テンションの上がったメニューです。エントランス広場・西の不定期出店の露店で販売されていました。
この日売っていたのはアユの炭火焼きとイワナの炭火焼きの2種類でした。
山に囲まれた競馬場の雰囲気と調和した見事な一品です。常設メニューにしてジャンボ焼き鳥と共に盛岡競馬場グルメの二枚看板になって欲しいと思いました。
2レース発走直前から延々と食べ続け、鶏、魚、やきそばをペロリと完食。お腹が空いていたとはいえ食べ過ぎました。5時間目に体育の授業が入っていたら99%横っ腹が痛くなるパターンです。
取り敢えず、馬券は置いておき、ゆっくりできる場所へ移動する事にしました。
食べ追わった容器はゴミ箱へ。
蓋がされているごみ箱が珍しかったので写真を撮ってみました。
盛岡でしか食べられないご当地グルメ
さてここからは盛岡競馬場を離れ、盛岡近辺でしか食べられない美味しそうな食べ物をご紹介します。
盛岡といえば三大麺。冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばが有名です。
確認は取っていませんがおそらく岩手県全土で食べられると思いますし、美味しいお店の情報も容易に入手できそうなので、ここでの紹介は省かせていただきます。
ここでは、それって盛岡なんだ、というものを厳選(?)して紹介してまいります。
福田パン
画像は全国で市販されているコッペパン。
福田パンは市販のコッペパンより容積が大きい食べ応えのあるコッペパンです。
食べ応えだけでなく中身のクリーム類も充実していて、サーティーワンでアイスクリームを注文するような楽しさもあるそうです。
甘いクリーム系だけでなくコンビーフ、カレー、ポテトサラダといった総菜パンの具も挟んでくれるので、おやつと三食どちらのニーズにもヒットします。
所在地 岩手県盛岡市長田町12-11
営業 7:00~17:00
定休日 不定
チータン
盛岡には全国区の知名度を誇る三大麺、冷麺、じゃじゃ麺、わんこそばがありますが奥の手がもう一品存在します。
チータンというじゃじゃ麺のオプション料理です。
チータンとは卵鶏湯(チータンタン)の略で、食べ終わったジャジャ麺の器に卵を落としお店の人に汁と味噌(足してもらえない店もあるそうです)を追加してもらって完成する卵スープです。
じゃじゃ麺の味噌の残り具合で味が変わるそうなので、チータンまで視野に入れる美食家はジャジャ麺を食べる際は味噌を節約しないといけません。
なお白龍というお店が盛岡では歴史あるそうです。
所在地 岩手県盛岡市内丸5-15
営業 月から土 9:00~21:00(LO20:40)
日曜 11:30~18:45
定休日 不定。盆と正月は休むようです。
小岩井農場の乳製品
車で盛岡競馬場を訪れた人はぜひ訪れたい岩手県の観光スポットです。
盛岡競馬場は東北新幹線の東側にあり、小岩井農場は東北新幹線の西側にあります。
ですから盛岡競馬場から近いとは言えないのですが、首都圏から盛岡の距離に比べると目と鼻の先のように思います。
知名度の高い牧場ですから行ける方は立ち寄ってもいい場所だと思います。
小岩井農場オフィシャルウェブサイト(外部サイトへ移動します。)
小岩井農場製品の売れ筋は下に載せているものになります。(Amazon調べ)
ここで予習をして、現地で作りたてがあれば是非それをお楽しみください。
画像も無くひっそり書いてますが、実はこの情報こそ最も重要かも。
この他にイクラをしこたまのせた「はらこそば」、産卵の時期にしか取れない「鼻曲がり鮭」のお店をご紹介したかったのですが、情報収集力が足りず発見する事ができませんでした・・・。
はらこそばに関しては食べログに載っていた唯一のお店が閉店してしまい、既に幻のグルメになりかけている状況です。
鼻曲がり鮭は三陸と北海道でも獲れるようです。
三陸産の鼻曲がり鮭は身の味が濃いようで、ご飯と一緒に食べたい一品らしいです。
釜石と宮古あたりに行けば食べられそうですが、いずれの街も盛岡からかなり離れています。
日程に余裕がないと立ち寄れない秘境グルメといえそうです。
水沢競馬場グルメ特集のページでも岩手のご当地グルメを紹介していますので併せてお楽しみください。