船橋競馬場グルメ特集 前編
船橋競馬場は田久保、東西商会、菊屋、優売店、オッズオンそして特別観覧席エリアの寿美家を合わせた6社が飲食店を営業しています。
撤退と閉店が相次ぎ、売店が歯抜け状態になっています。
このページでは特別観覧席エリア以外にあるお店を取り上げてまいります。
船橋競馬場グルメ特集 前編 このページです。
現在営業しているお店の紹介はこちら。
船橋競馬場グルメの先頭打者はスタンド1Fの最も目立つ位置に構える菊屋さん。
東京競馬場の名物蕎麦屋が梅なら船橋は菊。
うどん・そばと南関競馬場定番スイーツ今川焼を販売しています。
味は標準的。
松竹梅で評価するなら・・・、菊かな!?
1Fにある菊屋の柱ひとつ左側に東西商会という総合B級グルメショップがあります。
東西商会は1階から3階全ての階で営業しています。
あんかけやきそば350円也。
鉄板の上の焼きそばをひっかき回す女大将。
かき回しながら麺を細かく切り刻む工程が見られる。
あの切削工程の意図は何の為だろう。容器に麺を収めるためか。
目分量でソースをかけて味付けするのは年季の入っている証。
ソースをかけてもうひとかき回ししてから容器に盛り付け、その上からカレー味の効いたあんかけをドルーンとかけて完成です。
あんかけやきそばという名前ですが味は確実にカレーそば寄りです。
焼きそばを名乗ってよいのかどうかは審議の青ランプ。
続いてスタンド2階のグルメ情報を紹介します。
スタンド2階には東西商会、田久保の2店舗が出店しています。
画像は田久保の店の前。
うわあ餃子が食べたくなるなぁ。
自分の感情に従って看板メニューの羽根付餃子を買ってみました。
羽根付餃子
これは出された直後の画像です。
食べかけの写真ではありません。
羽根はいずこに。
1,000回に1回あるかないかのアクシデントに見舞われたということでしょう。
意見を表明するための合理的な基礎を得られなかったという事で、この羽根付餃子についてはノーコメントとさせていただきます。
再訪したら違う餃子が出るかも知れませんが、再訪はもうないなぁ・・・。
田久保はスタンドの他、屋外にも店を出しています。
場所はスタンド、コースの反対側で駐車場の前です。
こちらの田久保ではホルモン系の料理とアルコールを売っています。
本店で販売している餃子とラーメンはメニューにありません。
メニューはハツ、シロ、レバー、タン、なんこつ。
この日はタンとなんこつを購入。
食感はタンとなんこついずれも超硬派です。
焼きと煮込みの違いはあるものの、他の競馬場とは異質の味です、うーむ・・・。
スタンド2Fの羽根付餃子といい、看板が一番ウマいってどういう事!?
煮込みだったら美味いのかなあ・・・。どうだろうなあ・・・。
ここの串焼き同様歯切れの悪い意見になってしまいます。
おっ!?名物とうたっています。
これは期待できます。
3Fの東西商会です。イートインスペースがあります。
ここではテイクアウト可能な料理を紹介してまいります。
1Fとはうって変わって定番の焼きそばです。
たっぷり青のりを振りかけて楽しみます。
誰にも好かれる味です。
他場の焼きそばとの比較ですが、川崎のような強烈な個性と中毒性はありません。そして浦和のようなコストパフォーマンスの高さはありません。
どちらかというと大井の焼きそばに近いかもしれません。
ねぎま串。価格は失念しました。
見てのとおりネギに焦げ目の付いていない、ちょっと生焼け感の漂う焼き鳥です。
実際はちゃんと火が通っているので見た目より美味しいです。
強い火力で焼いてパリパリ気味の焼き鳥が好みの人には上品すぎるかも。
中央競馬で売っていそうなノーブルな焼き鳥といえます。
唐揚げ。みりゃ分かりますね。
大玉が3個刺さっています。なかなか乙な感じという事で。
東西商会から更にゴール方向へ進むと常連客らしき人たちで賑わっているお店が見えてきます。
おそらく優売店というお店だと思います。
天井の低さが年季の入った建物の味を出しています。
場内散歩その2に書いたように公立学校の建物のようです。
3F第三のお店Odds-onです。
オッゾーンと読みたくなります。
メニューが豊かで和洋中伊が楽しめる総合力のオッゾンです。
競馬場のパスタで東京競馬場のドマーニを超えるものをまだ食べた事がありません。
ドマーニを超えるパスタを求め浦和競馬場でナポリタンを食べた事がありましたが、その後しばらくパスタから遠ざかっていました。
あれから随分月日が経ったので、ちょっと冒険してみようかとオッズオンでナポリタンを注文してみました。
喉元過ぎればナポリタンの味を忘れる。やはり競馬場のナポリタンは・・・。
喉元まで出かかった言葉を芯の残っている麺で栓をして封印。
一般的なレジャー施設内の飲食店にしては良心的な具材の量などお店の個性を感じられるナポリタンでした。
FKの文字が気になる船橋の給茶コーナー。
Funabashi Keiba のイニシャルを取ったのでしょう。