場内散歩その2 2,000メートルスタート地点編
このページでは中山競馬場にしかない競馬を楽しく観戦する場所を紹介します。
まずは屋外観戦エリア。芝2,000メートルのスタート地点はコースとの距離が近いので競馬の迫力が伝わってきます。
現地観戦ならではのライヴ感を楽しめる場所をご紹介いたします。
中山競馬場に行って間近で馬を見る。その1 2,000mスタート地点
中山競馬場のスタンドから外に出ました。天気の良い日は外で観戦するに限ります。
中山競馬場の直線は300m少々で、東京競馬場の直線が500mです。東京競馬場の感覚に慣れると、中山の競馬場の端から端への移動が楽に感じます。
上の写真はゴール前付近。次の画像は皐月賞が施行される芝2,000メートルのスタート地点になります。
各馬輪乗りをしてスタートに備えています。
それにしても馬が近いです。南関競馬の大井競馬場1,600mのスタート地点のように、ファンと馬の距離が近いです。
この日は南関競馬から石崎駿ジョッキーが参戦していました。地方所属騎手が着せられる勝負服は野暮ったいデザインですが、同じデザインを30年以上続けていたらそれはそれで味わい深いものがあります。
写っている馬は阪神タイガースの虎のメンコを被り、猛虎魂満々ですね。
折り目正しくスタートの合図を送る。公正競馬に不可欠です。
この日みたいに天気が良いとスターターさんは仕事が楽しいことでしょう。
スタートしましたっっ!!
スタート直後の迫力を画像に収めたかったのですが、撮影技術が未熟なので馬の頭がチョロっと見えるだけの画像となってしまいました。見方によってはゲートから首を出しているスタート前の馬たちに見えます。
偶然7番ロイド石崎駿のゼッケンがはっきりと収められました。こうなったら石崎駿の馬の動向を追跡してみます。馬券は買っていませんけど。
これは・・・、思いっきり離されているではありませんか。
もっとも地方馬と中央馬の実力を考えれば予想の範疇ではあります。
4コーナー。やはり勝負所の攻防は平場のレースであっても迫力があります。
アンライバルドの皐月賞(※解説)をこの場所で見たかったなー。
(※解説)4コーナーで驚異の脚を使い、コーナー手前では中段にいたのに直線に向いたら先頭に立ち、更に一瞬のうちに突き放した(ように見えた)記憶に残る皐月賞。ワープという言葉が競馬ではじめに使われたレースではなかろうか。
中山は直線に急坂があるので、後方待機の馬はここから勝負を賭けます。
馬の荒い息遣いが聞こえてきそうな迫力ある屋外観戦エリア。かなり見ごたえがあります。お勧めです。