浦和競馬場グルメ特集 後編
浦和競馬場グルメ特集の後編では優駿グループの売店のほか館内の売店も紹介してまいります。
中庭スペースのB級グルメと館内のB級グルメどちらも魅力的です。
中庭は個性の強いメニューが並び、館内はバランスの取れた品揃えです。
浦和競馬場グルメ特集 後編 このページです
浦和競馬場名物の鶏料理の続きと鶏以外の料理を紹介しています。豚汁、カレーライス、焼きそば、どれもゴキゲンな味。
鶏以外の料理も頬が緩む美味しさ。浦和のB級グルメ協奏曲第2楽章。
説明の便宜上前編と同じ写真を載せました。
引き続き浦和競馬場のグルメを紹介いたします。
後編は鶏料理だけでなく豚料理も登場します。
焼き鳥が美味しそうに並んでいるのに、唐揚げを見つけてしまいました。
優駿aのお店で売っているからあげ串。
串に対して大きすぎる鶏肉が2つ刺さっています。
お店のサービス精神の表れであるビッグサイズの鶏肉が重たい。
1本食べたら結構腹を満たしてしまうコストパフォーマンスに優れた一品です。
これも見事。浦和式フライドチキン。
写真では分からない大サイズの鶏がカリッカリに揚げられています。
水平方向から眺めてみるとカーリングのストーンにも見える。
フライドチキンは普通ストーンのようには見えません。
小さく刻むからそのような形になるわけないのです。
そんなちっぽけな常識を浦和のチキンはガツンと弾き出してしまう。
小回りコース浦和競馬場のドデカイ揚げ物は、一度はトライしておきたい。
因みにこの日の味付けはソースと何も無しの二者択一でした。
タルタルソースを持参すれば至高のフライドチキンが楽しめるでしょう。
鶏で満足すればいいのに豚にまで食指を伸ばす。
まずは優駿aにて浦和のハムカツ。
ビローンと形容したくなる平べったい個性的な形をした食べ物。
巷のお惣菜コーナーでは発見できない希少生物のような料理です。
画像のようにソースをたっぷり浸み込ませる食べ方も一興か。
続いて優駿cで売っている豚汁。
こちらの豚汁は隠し味(隠れていないが)に鶏が使われていて、動物系+動物系のダブルスープの豚汁になっている。
二種類の動物で味を取っているのでコクと深みが普通の豚汁より感じられます。
冬場には欠かせない温かい料理です。
優駿bで売っているやきそば。
浦和にも焼きそば有り。
川崎競馬場のやきそばも安い印象を受けたのですが、その更に下をくぐる驚きの価格でした。
味はこれまた期待の上を行く美味しさで、スタンダードなソース焼きそばと思いきや隠し味の唐辛子が効き川崎競馬場のやきそばテイストの仕上がりになっています。
川崎より辛さを抑えていて、より一般的なソース焼きそばです。
浦和競馬場のお楽しみ企画として不定期で揚げ物のタイムサービスが実施されます。
実食してみましたが、やはり揚げたてを食べるべきと思いました。
やきそばはパックが小さいサイズに変えられて値下げ販売されます。
前編の頭で紹介した場所では不定期に出張屋台が出されていて、ごくまれに売られているのが鴻巣やきそばです。
バターの風味を薄ら感じつつ紅ショウガをボリボリ鳴らせながら麺を楽しみます。
味も量も大満足。不定期の出店というのが残念。
幸せの黄色いカレーを尋ねて3ハロン
浦和には黄色いカレーが売っているらしい。
そんな怪(?)情報を耳にして以来、黄色いカレーを食べるべく私の冒険は始まった。
大概は焼き鳥の誘惑に負けて途中リタイアになるのですが・・・。
ここでは浦和競馬場で食べたカレーライスを紹介いたします。
優駿bで売っているカレーライス。
お盆に載せられ美味しそうに私の前に表れました。
ルウが黄色くない。ここのお店では無かったのか・・・。
さてお味ですが、食器が昔ながらのカレーといった風情を醸していますが、味は先進的です。
カレーのルウにハヤシを混ぜているような、良い意味で複雑な味がします。
豚汁といい優駿グループはダブルスープを好んでいるようで、それが全て良い方向に出ています。
楽しい試みは競馬場の外には決して知られない。
これぞ競馬場グルメという内容です。
さて、黄色いカレーを求めた冒険は何度も失敗に終わっていたのですが、あるとき第7投票所(上の赤丸で囲っている場所)で売っているとの貴重な情報が寄せられました。
お話を頂いた後、すぐ行かねばならないのですが、浦和競馬開催日と自分の都合が中々合わず、お便りが寄せられてから1月近く浦和競馬場へ行けない状態に。
浦和競馬は1か月に5日間やっているかどうかという開催日数なので険しい道のりになってしまいます。
季節はすっかり変わり、競馬ファンの服装に半袖が目立つ頃になり、ようやく浦和競馬場へ行く機会を得ました。
7号投票所は結構活気のある売り場です。
7号投票所奥、北門から入場すれば建物入ってすぐの所にありました。
里美食堂です。
こちらの里美食堂では、名物黄色いカレーの他、そば・うどん、もつ煮込みも売っています。
お店の前に食事スペースがあり、そこで相席しながら食べる形式になっています。
こちらが黄色いカレーライス。
真っ黄色ではありませんが、普通のカレーより明るい色をしています。
玉ねぎの甘みが存分に引き出されているまろやかな味。
尖ったところのない食べやすいカレーです。
待ち望んでいたカレーライスだったのでノンストップで完食です。
嬉しいことに里美食堂ではミニサイズも売っています。
写真のようにミニカレーライスともつ煮込みを注文すれば、1回の訪問で2つの味が楽しめます。
通常のカレーに加えて、ミニサイズのカレーともつ煮込みを食べたのでさすがに食べ過ぎたと思いますが、カレー、煮込みどちらも最後まで美味しくいただけるハイレベルな味です。
教えてくださった方、ありがとうございます。
更に追加情報を。
里美食堂さんの黄色いカレーライスはテイクアウト対応(蓋はありません)の容器でも売っています。
満席で食べられなかった人、青空の下で食べたい人、友達が鶏を食べたいと言うから中庭で食べたい人、いろいろな人のニーズに応える気の利いたサービスです。
メインスタンド2Fの看板店舗のコックピット。
これ見よがしにフランクフルトを焼いていて、満腹の時に歩くのは危険なお店です。
つい買ってしまい、満腹感で苦しむ事になります。
ここのカレーライスも食べてみました。
黄色くは無かったけれどもとても美味しい味でした。
フランクフルトとカレーライス。
値段も手ごろで味も合格点なのでお勧めのお店です。
それにしても黄色いカレーはどこで売っているのだろう・・・。
もう3ハロン以上探したけどなあ。
浦和競馬場スタンド内店舗
浦和競馬場のスタンド内に入居している食堂を紹介します。
まだ一度も入った事はありませんが、厚かましくも紹介いたします。
浦和競馬場メインスタンド3Fの春駒。
入れ替わり立ち代わり人がおとずれているので人気店舗と思われます。
何を売っているのか一目瞭然のお品書きは、馬券予想に頭を使いすぎて、何を買えば良いか決められない人たちに答えを示してくれそうです。
ラーメンののぼりが存在感を放つ蕎麦屋、へぎ蕎麦一馬。
※へぎそばの意味については新潟競馬場グルメ特集ページ内に記載。
看板の馬の文字がひっくり返っているので騎手は来店するのだろうか・・・。縁起悪いですよね。
と申し上げましたが、馬をひっくり返したものは「左馬」という縁起物で、縁起が悪いと正反対の事を書くとは無知にも程があるとのご指摘を受けました。
調べてみると、左馬は馬の字の逆だから「うまの逆→まう→舞う」と読むことができ、舞いはおめでたい席で催されるものということで、左馬は縁起ものとなっています。
また別の説では、馬は右側から乗ると転ぶ習性があり、そこから「左馬は倒れない」として縁起の良いものとされています。
いずれにしても騎手にも客にも福を招いてくれる良いものです。
鶏やカレーもいいけれど、運気を上げてから競馬に臨むなら一馬でしょうか。