場内散歩その1
このページでは大井競馬場の入り口から見える景色をご紹介します。
入場門をくぐりパドックが見えてくると
「よっしゃ。一丁遊んでやるか!」
と気合乗りが良くなる競馬ファンは少なくないはずです。
誰にも束縛されることのない思考の自由が与えられ、予想が当たれば臨時ボーナスが配当される。サラリーマンにとり、それは日頃体験できない極上の遊びなのです。
夜遊びしようぜ。
最高ですよね。「ぜ」が全てを肯定してしまう。「是」と書くのかもしれない。
夜遊びしよう是。なわけないか。
大井競馬場の至る所に仕掛けられているアナクロニスムの演出が、中央競馬にないオトナが遊べる雰囲気を醸ています。
北門から入場すると左にL-WING、右にパドックが見えます。
早い時間帯に大井競馬場へ入ると、まだ会社員やOLの姿もまばらで、昼間開催の地方競馬のような雰囲気が漂っています。
一方こちらの画像は、駐車場門から入場すると見えてくる景色です。
「おお、やっとるやっとる。」
開催しているからここへ来ているのに、つい心の中でつぶやいてしまう瞬間です。
中央競馬でもよく見かける騎手の応援横断幕。
金沢の人気ジョッキー吉原寛人氏の横断幕が大井のパドックにズラリと並んでいます。アウェイでこれだけ応援されると燃えないわけにはいきません。
時計の針を進め、夜の大井競馬場のパドックです。
カクテルライトに照らされて馬がノソノソ歩いているナイター競馬ならではの光景が見られます。
中央競馬のパドックに慣れているとトゥインクルナイターで周回する馬たちの眠たそうな歩みに面食らうかもしれません。
1つ前の画像に写るパドックは閑散としていますが、GⅠのレースになると上の写真のように360°人で埋め尽くされます。
周回中のボルテージは中央競馬のGⅠレースに迫るものがあります。
パドックから競馬場敷地の端に沿って正門に向かうと東京都馬主会の看板のかかっている建物が見えます。
私にはおそらく一生縁の無い建物。当たれトリプル馬単!
競馬で遊ぶ前に馬頭観音へお参りする方はパドックと東京都馬主会の間に観音様がまつられていますのでお立ち寄りを。
1つ前の写真で取り上げた東京都馬主会の1階に何やらキラキラ輝くものを発見。
金ぴかの仏像とは・・・・・・・。
誰が提案したのか分かりませんが、絶句です。
困った時の神頼み、いや仏頼みですか。馬頭観音だけではあきませんか?
時間と場所を一気に移し、ここは本馬場前の観戦エリアです。
どうですかこの解放感。それと良い意味でこの人口密度の低さ。
東京23区で人々が行き交う場所でこれだけ一人当たりの面積が確保されているプレイスポットがほかにあるでしょうか(いや、あるはずがない)。
夜風に吹かれながら夜空とサラブレッドを眺め、楽しいひと時を過ごす至高の空間が勝島(大井競馬場の住所は品川区勝島)にあります。
東京トゥインクル名物スタークルージング2013年度版。馬車に揺られ激しい電飾のイルミネーションのビームを浴びながら本場場を周遊します。
2014年度はEXILEグループの3代目Jソウルブラザーズの曲に合わせて「RYUSEI」というファイヤーショウが行われて、その中を周遊するようです。