場内散歩 JRA博物館編
東京競馬場にはJRA競馬博物館という本格的な博物館があります。
館内には等身大のサラブレッドの模型があったり、歴代顕彰馬について事細かに記録・展示されていたり、博物館の名に相応しいものが飾られています。
来場者が楽しく見たり体験できるミュージアムに迫ってみます。
JRA競馬博物館 利用案内
住所 :〒183-8550東京都府中市日吉町1-1 JRA東京競馬場内
電話 :042-314-5800
駐車場 :平日のみ無料専用駐車場あり。
アクセス:東京競馬場トップページを参照。
開館時間:東京開催及びパークウインズ時 10:00~17:00
それ以外(平日) 10:00~16:00
休館日 :1,2,12月 月、火、金曜日(祝日・振替休日は開館)
3~11月 月、火曜日(祝日・振替休日は開館し、直後の平日が休館)
入館料 :無料。東京競馬開催時は競馬場の入場料が必要。
コンピューター全盛の世の中らしいモニュメントがお出迎えしてくれます。これからロボットが人間に代わって仕事をする世の中へなるといわれている時代に相応しいデザインです。
高そうな石で造られた入口、ここがJRA競馬博物館です。
館内では、歴代顕彰馬の血統、写真、プロフィール、エピソードが書かれたパネルが展示されています。
写真付きで紹介したかったのですが、館内はほぼ全面撮影禁止となっています。
このJRA競馬博物館で賑わっていたのが過去のJRAの重賞競走のレースを自由に見る事のできる映像スペース(モニターの数に限りあり)でした。
今は知りませんが、昔のWINS梅田には、このモニターが1つの建物に1台しかなくて(合計2台だったと思われます。)、譲り合いと奪い合いの不思議なバランスを保ちながら、知らない人同士で過去の名勝負を観戦していました。
youtube全盛の時代ですが、youtubeにアップされていない昔のレースがマズマズの画質で楽しめるので、馬券以外の要素も重んじる競馬ファンにとっては何時間も楽しめる場所だと思います。
他に期間限定で色々な映像を流してたりと、作ったら作りっぱなしのハコモノではありません。常に新着情報が更新されている本格派博物館です。
JRA競馬博物館の前にはエプソム遊歩道と言われる散歩道があります。
この遊歩道は、ダービー発祥の地英国のエプソム競馬場の現在のコースを形どっています。
エプソム競馬場と東京競馬場は昭和58年に姉妹競馬場提携を行いました。これを記念して英国には樫の木を植樹し、東京競馬場にエプソム遊歩道を造りました。
冬場に撮影したので、木々が寂しげですが、イングリッシュガーデンの趣を感じ取ることができます。
エプソム競馬場はこのような形になっています。
東京競馬場とエプソム競馬場の姉妹競馬場提携の証は、このエプソム遊歩道以外にエプソムカップというGⅢ競走の存在からも確かめる事ができます。